45シングルアンプの配線の続き。6DN7ソケット周りの配線を行う。カップリングコンデンサとグリッド抵抗を除き完了。
カップリングコンデンサを先に取り付けると、他の配線をしている時に手がぶつかってくにゃっと曲がってしまうことがある。
次はアンプ部基板に配線しつつ固定する。ここまでくれば殆ど終わったも同然。とはいえ、面倒なやつが残っている。
SP端子周りの配線を行う。OPT(OPT-S14)の配線がUL1015のAWG20で太くて撚るのも大変。特にRchのSP配線がLchの入力に近づくとR→Lの高域クロストークが悪化する。
NFB配線とゾベルをSP端子に取り付ける。以前ハンダ付けしたつもりでハンダが乗っていなかったことがあるので確実に行う。
最後に入力のシールド線とアンプ部GND配線。シールド線にはカナレのL-3C2Vを使用。同軸ケーブルとしては柔らかいほうなのだが、やはり曲げにくい。
GND側は網線だからほぐしてから撚るけど面倒臭い。FETのゲート側はGND側を使わないので網線をカットするが、カットしている時にあちこち散らばってしまう。シールド線の処理が好きな人っているのだろうか?
シールド線の処理に時間がかかり、曲げにくいので苦労したが何とか完了。簡単に掃除をして配線が終了した。
こんな感じになった。カップリングコンデンサ(黄色いやつ)はソケットの熱から逃れるため立ラグにハンダ付けしてある。交換も容易だ。
なんとかカタチにしてしまえば後はどうにかなる。この回路は拙VT-62シングルアンプと殆ど同じだし、特性的に問題があっても対策していけば潰せるだろう。
今後は配線チェックを行い、動作確認を行う。