電源トランスからの誘導ハムを減らすためにショートリングを巻いてみることにした。 コイルから漏れた磁束が銅板と鎖交してショートリング上に電流が流れ、この電流で作られた磁束ともとの磁束とが逆方向になってシールド効果を得るものです。
春日無線のH17-04211。磁気シールドやショートリングは無い。
100mm×365mmの銅板を購入。厚さは0.3mm。金切りバサミで幅28mmにカットし、ラジペンで電源トランスの形状に合わせて曲げた。
クランプで押さえてハンダ付け。ハンダゴテの熱量が足らなくてハンダが凸凹になってしまったが、なんとかくっついているので良しとする。
塗装するため巻線部分にマスキングテープを貼り付けた。
マットの黒で塗装。下地にプラサフを吹いてある。コアは塗装されているが弱くてところどころ剥がれてしまっているのでコア全部を再塗装した。
塗装が終わってマスキングテープを剥がしたところ。
ショートリングによって端子の表示が見えなくなってしまったのでシールを作った。こんなに必要ないけど。春日無線のロゴ?は描くのが面倒なのでやめた。
上下カバーを取り付けてボルトを締め、シールを貼ったら完成!
上下カバーが銅板のところで膨らんでしまっているけど気にしないことにする。 果たしてどれくらい効果があるかは本番機を組んで残留ノイズを測定してみないとわからない。