おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ミニオフ会2017年秋

横須賀の古民家で行われたミニオフ会へ参加してきた。個人宅なので一般参加の募集はせず、いつものオーディオ仲間3人での開催となった。交代で持ち込んだアンプを鳴らしながらアンプの話や世間話をするといった気楽なオフ会だ。あまり形式張るのは自分には合わないと感じている。

 

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システム全景。CDプレーヤー、自作ラインアンプ、メインアンプ、スピーカーの構成。

 

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菊地さんの42シングルアンプ。42のプレート側に定電流回路を入れてOPTにDCを流さないようにし、低域特性の改善をされている。OPTにはプッシュプル用のSANSUI W-10-6を使用。

 

私としては+Bの電流を抵抗で検出して定電流回路とのバランスを取れば完璧だと思う。菊地さんは改善策としてOPTと直列にDCカット用のコンデンサを入れ、42のプレートに定電流回路で電流供給する回路を改良案として示されていた。

 

この回路は42のカットオフで定電流回路が動作する最低電圧を割ってしまわないように定電流回路の供給電圧を高くする必要がある。

 

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MFさんの5A6差動アンプ。電源トランスのカバーは紙と木による自作。

 

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拙PCL83 CSPPアンプ。安定して鳴ったので胸をなでおろした。刺激的な音を出さないのでいつまでも聴けるとのこと。

 

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拙6DJ8パラシングルアンプ。部屋が2間続きの16畳くらいあるので出力0.8Wでは苦しい。この部屋では数Wの出力が必要。拙宅なら問題ないんだけど。

 

音質評価は拙宅との違いが大きく、ここでは書かないでおく。いつも聴いている拙宅の6畳くらいのライブな洋間だと音量を上げなくても十分で、使用しているSpendor S5eは60Hzにピークがあり十分な低音感が得られている。

 

また参加する機会があったらPCとUSB DACを使った再生をしてみようと思う。今回は6DJ8パラシングルアンプをハンドキャリーしたため持ち込むことができなかった。

 

最後になりましたが、いつもミニオフ会の幹事をして下さるMFさんに深謝致します。