自宅でスプレー塗装をしていると、どうしてもスプレー缶を廃棄する必要がある。残量が少なくなると途切れ途切れに出たり粒子が荒くなったりするので少量残ったスプレー缶がどんどん溜まっていく。
私が住んでいる江東区では、スプレー缶は穴を開けずに使い切って燃やさないゴミとして出すように指定されている。
用意するもの
・大きめのポリ袋 数枚
・ボロ布
・ゴム手袋(使い捨てが良い)
・ティッシュペーパー
作業は必ず屋外で行う。ポリ袋を2重にし中にボロ布を入れる。ゴム手袋をして口を開いたポリ袋の中に噴射する。袋から噴射したガスが戻ってくるのでかならず自分が風上になるようにして行うこと。しばらく噴射していると気化熱で缶が冷えてガスが出にくくなるから温まるまで別の缶で同じことを行う。
塗料が出なくなったらガス抜きをする。HOLTSのは押しボタンを引き抜き(うまくやらないとちぎれる!)、キャップにティッシュペーパーを詰めてノズルに差し込む。常に押していないとガスが抜けないので、上から手で押さえて抜くしかなく面倒。アサヒペンのは差し込むと固定されて勝手に抜けていくので放置すれば良い。
噴射した後のポリ袋。
ガス抜きが終わったスプレー缶。
処理完了。この後塗料を噴射したポリ袋は燃やすゴミ、スプレー缶のキャップと押しボタンは廃プラ、スプレー缶本体は燃やさないゴミとして分別廃棄した。
臭いし、本数が多いと結構大変だった。中身がかなり残っていても塗装する予定のないスプレー缶があるので、こちらもいずれ処理するつもり。