6DJ8パラシングルアンプ2号機の配線を始めた。まずAC1次配線を済ませ、ロッカースイッチのネオンランプが点灯するか、電源トランスの電圧は正常かを確認。
ヒーター配線をミノムシクリップで接続し、ヒーター電圧を確認。6.4Vだったので直列抵抗は不要と判断しヒーターの配線を済ませた。
シャーシ内はこんなふうになった。電源トランスを、磁気シールドの溶接跡を隠すために180度回転させてある。OPTやチョークの配線が邪魔。
点灯式を行う。SYLVANIAの6DJ8はヒーターの明かりが見えない。
続いて+B電源部の配線をする。ダイオードやLCフィルタを先に組んでしまう。+Bの平ラグ基板を取り付けようとしたらFETのヒートシンクがロッカースイッチと干渉する。平ラグを180度回転させるかFETをシャーシ直付けにするか迷った挙句、後者を取った。
シャーシ内はこんなふうになった。
ここで+B電源が正常かどうかを確認する。負荷は1.2KΩ5Wのセメント抵抗を2個、470Ω5Wの特殊電力皮膜抵抗2個をそれぞれ直列にし、合計3340Ωとした。抵抗には48mA流れる計算になる。抵抗はたまたまジャンク箱に入っていたものを選んだだけ。
実測した電圧を赤字で示す。ほぼ設計通りとなった。電源部は正常に動作している。
確認しながらの配線だし行き当たりばったりなので時間がかかる。とてもテキパキと配線できない。まあシングルアンプだから配線本数はプッシュプルアンプなどに比べて少ないし、のんびりやってもあと数日で終わるだろう。