おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

42シングルアンプ2号機・塗装

穴開けの終わったシャーシと裏蓋の保護ビニールを剥がし、リューターにつけたペーパーコーンで罫書き線やバリ、溶接跡を削った。下地をていねいに処理すると塗装で厚化粧する必要がない。

 

浴室で#400のペーパーで縦横斜めに水研ぎ。ガスレンジで水気を飛ばした後にカットした広告紙を貼り付けて塗装準備完了。

 

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こんな感じになった。

 

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今回の塗装で使用するスプレー。本塗装にはOPTのグレーハンマートーンに似合うかなと思ったのでダークグレーマイカメタリックの1E9にした。最近は1E2か1E9を使うが、1E9のほうが色が明るく1E2は殆ど黒。

 

駐車スペースに新聞紙を養生テープで貼り付けて塗装開始。小石を置くよりも風でめくれないので良い。塗装〜自然乾燥約10分〜簡易焼付け塗装約45分を1時間のサイクルで回す。プラサフ2回、本塗装2回、クリア塗装3回の計7回塗った。クリアは対象物とスプレーを10cmくらいに近づけて、白く泡が立つのが見えるくらいに垂れる寸前で厚塗りしている。

 

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塗装中。

 

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簡易焼付け塗装。温度は40〜80℃くらい。あまり温度が高いとマスキングテープが剥がれてしまう。簡易焼付け塗装に違和感のある人は高温乾燥に読み替えて欲しい。吊り下げているのは針金でクリーニング屋でくれるハンガーを加工したものだが最近はプラスチックになってしまった。

 

最後に養生用の紙を剥がし、簡易焼付け塗装を行い完了。家じゅうが溶剤の臭いで充満したので窓を開けて換気した。

 

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カーテンレールに吊り下げて自然乾燥させる。溶剤がほぼ飛んでいるので翌日には磨きができる状態となる。

 

塗装は下地処理から塗装完了まで頑張れば1日でできるが、ペーパーの水砥ぎを入れると2日かけたほうが疲れが軽減するので良いと思う。

 

この後は磨きを行うが、今回も#2000のペーパーによる水研ぎをやろうと思う。角が削れすぎて下地が出るとやり直しとなるので慎重にやらなければならない。