ユニバーサル実験アンプは42シングルアンプ2号機としてキックオフしたわけだが、シャーシの寸法を検討したところ幅250mmではトランス同士がくっついてしまう。それより幅広いシャーシは幅300mmとなり、(株)奥澤の O-45(W300mm×D170mm×H50mm、t1.5mm)を考えてみた。
シンメトリー案。ユニバーサル実験アンプと同じ配置にしてみた。真空管の高さが105mmあるのでOPTのFC-12S(高さ95mm)より下げようと思う。ソケットプレートを使って15mm沈めることにした。これならひっくり返しても真空管の頭が当たらないだろう。
ところがソケットプレートとアンプ部の平ラグが干渉する。平ラグのスペーサーを20mmにして立体交差させているのだが底板につかえないかな? また電源スイッチとソケットプレートが干渉してしまう。
電源スイッチはアンプにトラブルが発生した時真っ先にオフできなければならない。フロントパネルの中央に配置するのはヤダ。レイアウトでは電源スイッチをすこし下にして干渉を避けている。
次はオーソドックス案。電源トランスとOPTを対角に配置して重量バランスを改善している。電源トランスの後ろにはブロック電解コンデンサを配置してみた。
ブロック電解コンデンサは高さ68mmで電源トランスよりも高くなる。そこでバンドをシャーシ内に取り付けるようにしてすこし沈めようと思う。
オーソドックス案は以前4P1Lプッシュプルアンプを製作しているのでこんな感じ、ということで挙げておく。なお電源トランスは画像より小ぶりとなる。
現時点ではオーソドックス案にしようと思っている。図面上は干渉をクリアできているが、実際に並べてみないとアレッしまった!になりかねない。