前回のレイアウト検討を元に6AH4GTパラシングルアンプのレイアウト設計を行った。結局ブロック電解コンデンサはやめてチョークコイルを置くようにしてみた。
SakraCadでサクッと作成。USソケットの固定穴が45度の斜めになっているのは6AH4GTが一番見栄えのする角度だからで、そのために立ラグが固定できないので専用の穴を設けている。
平ラグは10Pを電源基板、8P×2をアンプ部基板として使う。1L3Pの立ラグをカソード抵抗とコンデンサの固定用に使う。RCA端子の近くに1L2Pの立ラグを置いてシャーシアースとする。
私はネジを隠すなどのデザインはしない。トランスの固定用ネジは必ず見えるし、サブシャーシを設けるにしてもそのシャーシの固定にはネジが必要だ。それも隠すとなると大変。
チョークコイルはマットの黒で全塗装することにした。
印刷してパーツを並べ、全体の配置具合を見ているところ。CAD上で検討するだけじゃなくて、実際にこれをやらないとダメなんだね。
OPTは前進させて重量配分を改善させているつもり。
電源トランスとOPTの中心軸は完全に一致していない。本来なら前後方向のみならず上下方向も合わせなければならないが、残留ノイズが実用上問題ない程度に収まれば問題ない。
真空管はソケットに挿しているため持ち上がっているが、実際はOPTと高さがほぼ同じになる。
シャーシ本体の穴開け図を作成。
裏蓋の穴開け図も作成。これは42シングルアンプ2号機と全く同じ。