フォノイコライザは電源部とアンプ部に分かれているので、まずは電源部を先に組み立てることにした。
パーツを組んでいる最中にヒューズ穴を開け忘れていることに気づいた。ヒューズを内蔵にしちゃおうかな? でもヒューズホルダーを買ってあるし…。しばらく考えた後、組んだパーツを全部外して穴を開けた。
再びパーツを取り付けて配線をスタート。AC1次配線を済ませてロッカースイッチのネオンランプがオン時に点くこと、及び電源トランスの電圧を確認。
次に平ラグ基板を配線しながら取り付けた。配線自体は1時間くらいで完了。
続いて動作確認を行う。ヒーターに5687WAを接続してみたら12.5Vになった。これくらいなら問題ないだろう。5687WAは12.6V0.45Aで、12AX7の3本並列では12.6V0.45Aとなり同等となる。
回路の電流は2.34mAなので+B(=272V)に抵抗を負荷として接続して確認する場合は116KΩとなる。値の近い120KΩの抵抗を負荷として接続。
+B電圧は260Vくらい。あと12V程度高くしたいので平滑抵抗22KΩと並列に抵抗をつなぎ、その値を減らしていったら47KΩで+Bが273Vになった。22K//47Kで15KΩ。
後はケースがフローティングになっていることが気になったのでシャーシアースを追加。これで電源部はとりあえずOK。
ケース内部のようす。電源トランスから出ている使わない配線がとぐろを巻いているが構わない。
電源部の外観。電源トランスはケースの上に取り付けた。どうせリスニングポイントからは見えないのでこれで問題なし。