正常に動作していることがわかったのでアンプの音を聴いてみたくなった。だがDFが1.4ではあまりに低いので、NFBを3dB程度かけてみたら2.3まで増えた。利得は13.8倍(22.8dB)となった。
3階自室に持ってきたE130シングルアンプ。うーんやっぱり電源トランスとOPTが離れているかな。(株)奥澤のO-40(W330mm×D220mm×H50mm t1.5mm)のアルミシャーシなら幅が2cm、高さが1cm縮まってバランスが取れそう。でもまた穴開けするの面倒だし。
もともと整流管を電源トランスとE130の間に置く予定で買ったシャーシだから配置変更でこうなったわけだけど。
残留ノイズはLch 0.55mV、Rch 0.38mVあるのだがスピーカーに耳を近づけて息を殺しても何も聞こえない。この数値でも全く問題ない気がしてきた。
出てきた音は女性ボーカルに艶があって良いなと思った。でも試聴を続けていくとクールでシャープな音色であることがわかってきた。いかにも送信管みたいな音なのだが、浸透力があるといった感じではない。
もしかしたら6N2Pの音が支配的なのかもしれない。でも12AX7やECC83に変更するには変換ソケットを作るかヒーター配線を変更しなければならない。12AX7やECC83の手持ちが殆ど無いんだよ。
低音に不足は感じられないが時々ボーンと鳴ることがあってもっとDFを上げたい。NFBを6dB程度かけてみるか。拙い私の経験ではNFBが6dBくらいなら優等生的なおとなしい音になることは無い。
動作中のE130。