浴室のサーモスタット水栓を交換した。数年来水が滴り落ちる状態が続いており妻から修理を依頼されていたのだが無視していた。10年くらい使っているからパーツが入手できないかもしれないし交換したほうが良いだろう。YouTubeで検索すると動画がいろいろアップされており、ならば自分で交換してみようと思い立った。
サーモスタット水栓はLIXILのINAX浴室用サーモスタット付シャワーバス水栓(BF-WM145TSG)というのにした。価格はAmazonで12,700円(2019年7月現在)だった。これにシールテープ(260円・送料100円)を一緒に購入した。
届いたダンボール箱から中身を取り出したところ。
使う道具類。洗面器・モンキーレンチ・マイナスドライバー・歯ブラシ・タオルなど。
シールテープって小さいんだね。もっと大きいものかと思っていた。
まずは外に出て水道の元栓を閉めた。水色のフタが砂か何かで開きにくくなっていてガタガタ揺すったりしたら開いた。水は直ぐに止まらなかったので、サーモスタット水栓をシャワー側にしてしばらく置いておいた。
水栓本体は袋ナット2個をモンキーレンチで緩めて外した。手持ちのモンキーレンチをいっぱいまで広げてギリギリだった。
シールテープを巻く前に何回転で固定できるか調べた。両方とも9回転半だった。
シールテープって粘着剤が付いていないんだね。手が滑って落としたらこんなことに。
シールテープを巻いたところ。巻く回数は5〜7回とのことだったが7回にした。この後指でなぞってシールテープを馴染ませておく。
両方巻けた(片方見えないけど)。取付脚の水栓は予め閉めておく。
新しい取付脚を嵌めたところ。6回転したらキツくなったので止めにした。後で気がついたけど、温水が出るほうの取付脚を間違っているね。通常は左側から温水が出る。パーツは一緒だろうから気にしないことにする。
水栓本体を仮に嵌めてみた。このように右下がりになっていればOK。かなりきっちり位置合わせをしないと嵌らない。右側の取付脚をつい緩む方向に5mmほど回してしまったのでシールテープを外して巻き直し、再度嵌めた。逆方向に回すと水漏れの原因になるとのこと。
外に行って水道の元栓を緩めた。水栓本体を外して水栓を緩め、水を出す。ゴミなどが排出されるので水栓本体を取り付ける前に行う。
再び水栓本体を取り付け、2個の袋ナットを閉める。パッキンを入れるのを忘れないように。きっちり閉める前に水栓本体を水平になるように調整する。
ワン座からシールテープがはみ出しているし、取付脚を左右間違っているし。シロートの工事だから許す。水漏れしなければ良い。
シャワーも取り付けた。これで完了だ。シャワーフックは今までのが使えたのでそのままとした。
サーモスタット水栓の交換自体は試行錯誤しながらだったから1時間くらいかかった。これで工事費がタダになるわけだからOKだ。
この後シャワーを使ってみたが水量や水温には問題は無かった。ただシャワーから出る水が今まで使っていたのに比べ広がってまばらになったので、妻から文句が出たらもっと細かいやつに交換しなければならないかもしれない。古いやつは使いたくないし。壁のところからの水漏れの確認が必要。