早速東栄変成器で電源トランスのPT-10Nを入手した。箱から出してみるとコアの端面が見えない。磁気シールドが入っている。もしかしてショートリングも巻かれているのかと分解してみたが、そうではなかった。
PT-10NのサイズはW82mm×D68mm×H62mm(シャーシ上)で、ゼネラルトランスのPMC-95M(W82mm×D68mm×H62mm)と一致する。ということはたぶんメーカーは一緒で巻線仕様が異なっている。だから磁気シールドが共用できる。ショートリングは自分で巻こうかな?
それにしても何でGoogle日本語入力ってショートリングをショートニングに変換しようとするんだろね?うっかりしているとショートニングで確定しちゃったりする。勘弁してよ。
シャーシにW250mm×D150mm×H40mmを想定してトランスを並べてみた。これはオーソドックス案。2個のチョークコイルは電源トランスの後ろに置いた。
+B電源回路のチョークコイルはシャーシ内に配置するか省略するかで迷っている。バラックで電源回路を組んで残留ノイズの差を確認すれば良いだろう。
電源トランスとチョークコイルの配置を逆にした。これは誘導ハムの点では有利だが、チョークコイルが前面に出てくるのであまりやりたくない。
シンメトリー案。オーソドックス案のアンプが数台続いたのでこの案が良いかもしれない。6FJ7シングルアンプがクロストーク特性で苦労したので、2本の6DN7が離れているほうが有利だろう。ただ電圧増幅の3極管がカソードフォロアで低出力インピーダンスだから影響が小さいと思われる。
OPTをトランスケースにボンドG17で接着していたので接着剤をどのようにして除去するか。それとも4P1Lシングルアンプでやったように角型ケースに入れようかな?でもチョークコイルはそのままなので塗装するにしろシャーシ上にはバンド型トランスを並べることになる。
チョークコイルはバンドをいったん外してコアの天地を入れ替える予定。そうすれば配線が見えなくなる。ただ分解できるかどうか実際にやってみないとわからない。
電源トランスの後ろにチョークコイルを持ってくればリスニングポイントからはチョークが見えないので、あまり気にする必要は無いんだけど。