おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6P3S CSPPアンプ・塗装

6P3S CSPPアンプは試作機を作らずに本番機を製作することにした。まずはシャーシの塗装を済ませてしまう。

 

6P3S_cspp_painting1.jpg 仮組みを解体してシャーシと裏蓋の罫書き線やバリ、溶接跡をペーパーコーンをつけたリューターで削った。

 

浴室で水を流しながらナイロンたわしを使ってシャーシと裏蓋に縦横斜めの傷をつける。

 

6P3S_cspp_painting2.jpg 乾かしたらマスキングの広告紙を張って塗装開始。

 

6P3S_cspp_painting3.jpg 今回使用したスプレー類。マットのクリアは使う予定ではなかったのだが、ツヤありのクリアが途中で無くなってしまったので急遽使うことになった。本塗装はいつものダークグレーマイカメタリック1E9。マットの黒はプレートチョークのトランスケース用。

 

こんなに使うとスプレー代が馬鹿にならない。いっそのこと塗装を業者にお願いしたほうが安上がりで良いかもしれない。

 

6P3S_cspp_painting4.jpg

寒い時期ではスプレーをお湯につけて温める。塗装するシャーシと裏蓋も同様に温めた。

 

プラサフ2回、本塗装2回、上地にクリアを3回吹いた。

 

6P3S_cspp_painting5.jpg

合間に高温乾燥を行う。おおよそ1時間に1回のルーチンで塗装した。 プレートチョークのトランスケース塗装も同時にやっている。プラサフを2回、マットの黒を2回吹いた。

 

6P3S_cspp_painting6.jpg トランスケースはこんな感じになった。静電気でどうしてもホコリがついてしまう。

 

シャーシと裏蓋の3回目の上地塗装でツヤありのクリアが無くなりマットのクリアを吹いた。

 

家じゅうが有機溶剤のニオイで臭くなったので換気。有機溶剤の成分って何だ? ニオイのしない部屋に居てもニオイがする感じがして気分が良くない。

 

最後にマスキングの広告紙を剥がして高温乾燥。

 

6P3S_cspp_painting7.jpg マットに仕上がったがホコリがついている。磨きをすればツヤありになる。端は塗料(クリア)がタレているし磨くとするか。

 

水研ぎしてコンパウンドで磨き、マットのクリアを吹いたらホコリが付いて・・・ループになるような気がする。そのうち角に下地が出てしまい塗装をやり直す羽目になりそうなので、当初の予定通りツヤありの仕上げにしよう。