シャーシと裏蓋のマットクリア塗装が完全に乾くのを待つことにした。その間に平ラグ基板の作成をやってしまおうと思う。
これは完成した+B電源部。12Pの平ラグに組んだ。間違えなかったのでスムーズに組み上がった。
シャーシ高50mm以内に収めるため高さには気を使う。7mmの黄銅スペーサーで高さは45mmになった。これなら裏蓋に接触することはない。
アンプ部に使う2SK117BLの選別をしているところ。測定電流は回路に合わせて1.8mAに設定。FETの温度変化を抑えるため竹ピンセットを使った。リニューアルしたFET選別治具では再現性が良く、測るたびに測定値が異なるということはなくなった。何回測っても1mV程度の誤差しか出ない。
今回選別した全56本のうちの4本は-0.289V〜-0.291Vで2mVのバイアスのバラツキに抑えた。6N23PのグリッドバイアスにバラツキがあるからDCバランスは省略できないんだけど。
完成したアンプ部の平ラグ基板。こちらも間違えなかったのでスムーズに完成。
アンプ部の平ラグパターン。
アンプ部の回路図。
後は出力段のDCバランス調整部(平ラグ6P)とカソードCR(平ラグ4P)が残っているが、そんなに時間はかからないだろう。