平ラグ基板の作成前に2SK117BLの選別を行った。これは左右チャンネルの初段での利得を揃えるため。FET選別治具を使ってId=1.9mAにおけるVgsが-0.303Vの2本を選別。値が2本揃っていればOK。
また、2SC3790はLCR-T4でhFEが141の4本を選別した。LCR-T4はhFEの低いTrなら精度良く選別ができる。カスコード段のTrはhFEが揃っていたほうが良いからで、エミッタフォロアのTrは選別する必要はない。
出来上がったアンプ部平ラグ基板。1枚目の作成中に間違って100Ωではなく1kΩを取り付けてしまい、修正した。さすがに2枚目は間違えなかったけど。
アンプ部の平ラグパターン。
これで平ラグの作成が全部済んだことになる。次は電源トランスとチョークコイルの塗装かなあ。