おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

47シングルアンプ・平ラグ作成

47シングルアンプの+B電源部とアンプ部の平ラグを作成した。始めに+B電源部から行った。100Vツェナーの1N5378Bは2mA流した時の電圧が2本で近くなるように選別した。LRチャンネルで電圧があまりに違っていると気持ち悪いので。

 

47_single_hiraragu_power.jpg +B電源部の平ラグパターン。

 

47_single_hiraragu_power1.jpg 完成した+B電源部の平ラグ。

 

47_single_hiraragu_power2.jpg 裏側から見たところ。FETは金属スペーサーでシャーシに共締めする。

 

次にアンプ部の平ラグを作成。2SK117BLはFET選別治具でIdが1.3mAにおけるVgsが-0.340Vと-0.341Vの2本を選別。これはLRチャンネルで電圧増幅段の利得が違っているのを避けるため。また、2SC3790はLCR-T4でhFEが145のものを4本選別。カスコードとエミッタフォロアではhFEの違いは特に問題にならないが、ただ揃えたかったから。

 

47_single_hiraragu_amp.jpg

アンプ部の平ラグパターン。

 

47_single_hiraragu_amp1.jpg 完成したアンプ部の平ラグ。 平ラグを作成していて気づいたのが、白手袋をしてハンダ付けすると、リードを持っていても熱く感じないということ。せいぜい3秒程度の加熱では、白手袋を通して熱が伝わらない。白手袋はホームセンターに売っているやつを使っている。