市販のトランスケースを使えばいいじゃないかと思われるかもしれないが、小さいトランスケースは皆無で電源トランスと背の高さを合わせようとなると自作するしかない。こんなめんどくさいことをするのは私だけ?
トランスケースの下部パネル。以前作ったものの使い回し。
アルミ板の端切れに写し取って加工する。最初に穴開け→1枚ずつカット→端を曲げる→カレイナット圧入の順番で行う。
完成した下部パネル。カレイナットの下穴のバリ取りを面取りカッターで行うとカレイナットの圧入がゆるくなってしまう。今回はペーパーコーンをつけたリューターでバリ取りをしたのでカレイナット周辺が光っている。
角パイプにネジ止め用の穴を開けた。正確に測って穴開けしたのに修正が必要だった。鋼板1.6mmを丸ヤスリで削るのはホネがおれる。 角パイプは横山テクノにお願いしてカットしてもらった。W60mm×D60mm×H60mmでt1.6mm。
アルミ板の端切れをすこしだけ大きめにカットし瞬間接着剤で貼り付ける。
乾いたら平ヤスリでツライチとなるようにガシガシ削る。鋼板は固くて削れにくいのでアルミだけが削れる。
金属加工が完了したトランスケース。上部パネルは衝撃が加わると剥がれてしまうので、ボンドを接合部の内側に塗って補強した。
プラサフを吹いて錆止め。上地塗装はシャーシ加工が済んだ仮組みの後に行う予定。
なんかもう作業を始めるとどんどん進めてしまって疲れが出て大変。少しずつ進めれば良いのだからゆっくりやりたいものだ。