6DE7シングルアンプのシャーシ加工を始めた。
穴開け図を印刷し定規とカッターで罫書き。オートポンチで案内穴をマーキング。これで穴のズレがほぼ決まってしまうので正確に。ズレた案内穴を修正する姑息な手段はこちら。
電源トランスの角穴はコッピングソーで開けた。平ヤスリで4辺を整える。
ロッカースイッチとACインレットの角穴を開けた。ロッカースイッチはノギスで測りながら13.0mm×19.2mmに正確に開けた。
放熱穴を開けているところ。下穴(私の場合は径3.2mm)を開けた後、ズレを丸ヤスリで修正しておくとステップドリルで穴ズレが生じない。ドリルスタンドのレバーを下まで押し下げた状態で希望の穴径となるように高さを調整すると穴径のミスが起こらない。
穴開けのコツは、前述のオートポンチの案内穴を正確にすることと、穴開け中に被加工物がぐらつかないこと、貫通したドリルを抜く時に被加工物が一緒に持ち上がることがあるので注意すること。切削液を使うこと。私はLenox Protool Lubeを使っている(下にリンクあり)。これは水溶性なので加工後に水洗いするだけで良い。
ACインレットの穴は八角形にするつもりだったが、インレットが入らないので2辺だけ角R加工になった。
この後は仮組みでパーツの干渉や穴位置の確認を行い、シャーシ塗装を行う予定。