拙300Bシングルアンプの音質に影響大と思われるパーツを交換してみた。駄耳の私であるからチューニングしているとは言えないかもしれない。
その前に、ついやってしまった300Bの交換。エレハモの300Bのタマの形が好みだったので。せっかく大金をかけているのにもっと自分好みの音質で鳴って欲しいとの希望。ルックスも音質に影響を与えることを忘れてはいけない。
抵抗を交換することで音質向上を図ろう。アムトランス高音質カーボン抵抗(AMRG)、51kΩ2Wと5.6kΩ0.75Wを2本ずつ入手した。この抵抗値の許容差は±1%(F級)だ。
51kΩは50.8kΩ(-0.4%)と50.6kΩ(-0.8%)、5.6kΩは5.62kΩ(+0.4%)と5.61kΩ(+0.2%)だった。常温(15℃くらい)での測定値だがテスターの誤差を含めて±1%に収まっている。
交換する抵抗を赤字で示す。R5は初段プレート抵抗で、電圧増幅率が高いので音質も影響が大きいと考えた。R13はNFB抵抗で信号が通るから音質に与える影響が大きいと判断した。
音質的にはどの抵抗やコンデンサを替えても影響するはずだが、全部交換していては費用もかさむし、影響が大きいと思われるパーツをピンポイントで交換することで音質向上が図れると思う。
交換して3階の自室で試聴する。一聴して透明感が向上したように思う。ボーカルの声が艶めかしい。音源の如何で表情を変えるのがわかる。エージングを行い、もっと長時間試聴して音質を確かめる必要がある。
抵抗は4本で1,240円だった。真空管を交換するくらいの音質変化があるかもしれない。