前回の平ラグパターンに基づき、71Aシングルアンプ2号機における回路それぞれの平ラグ基板を作成した。
+B電源部の平ラグパターン。
作成した平ラグ基板。FETはシャーシに止めて放熱する。1N5386Bは1.2mA流した時のツェナー電圧が近い2本を選別。揃える意味は無いが、電圧が揃っていたほうが気持ちが良いから。
アンプ部の平ラグパターン。
作成した平ラグ基板。FETは解体した6SN7ppアンプからId=2mAにおけるVgsが揃った2本を使用。これは左右チャンネルで電圧増幅段の利得を揃えたいから。47kΩ1Wの抵抗も値が近い2本を選別している。また2SC2752KはLCR-T4で同じhFEのものを4本使った。
裏側から見たところ。ジャンパー線はハトメ部でハンダ付けすると、端子に配線をハンダ付けした際に外れない。
アンプ部の回路。
フィラメント電源の平ラグパターン。
作成した平ラグ基板。3端子レギュレータには小さいヒートシンクを抱かせた。ヒートシンクを含めた高さが40mmあって底蓋につかえてしまうので、黄銅スペーサーを10mmから7mmに取り替えた。
フィラメント電源の回路。
これで平ラグ基板の作成は終了。次はパーツを並べてレイアウト図の確認〜穴開けを行う予定。