E88CCプッシュプルアンプはわずかに高域が持ち上がっているのが気になり、位相補正容量を330pFから390pFに変更した。
縦軸を拡大。まだすこし持ち上がっているが、この程度で良しとする。
いろんな6DJ8族の真空管を用意して比較試聴を始めた。とりあえずDCバランスは無視。
はっきり言って駄耳の私には聴き分けが難しい。むしろ思い込みのほうが支配しているようだ。
なんとなく、PHILIPSのECC88は色が薄く、6922EHは芳醇な感じ、6N23Pはクリアでメリハリあり、TESLAのE88CCはプレゼンスに優れる、といった印象。リファレンスはJJのE88CCだが、どれでも良いかもしれない(笑)。
抵抗やコンデンサを交換して試聴上ベストのものを選ぶといったことは、私には無理だ。むしろ評判の良い、高音質と謳っている商品に交換することは、投資したのだから良い音がするに違いないと思い込むことで満足感を得られるのかもしれない。