拙7C5 CSPPアンプはシャーシの高さが60mmあって野暮ったく見える。以前からこれを何とかしたいと思っていた。
これは12A6GTY CSPPアンプで、回路規模がほぼ同じなのだがシャーシの高さが50mmなのでスマートに見える。こんな感じにリニューアルしたい。
7C5 CSPPアンプのシャーシ内部。アンプ部は初段回路の平ラグが一番上にあって、信号の流れが素直なのだが、この場所に平ラグを配置したためシャーシの奥行きが200mm必要になり、高さ60mmの奥澤シャーシを選択することになった。
12A6GTY CSPPアンプのシャーシ内部。初段アンプ部が出力管とOPTの間にあってプレート配線がその下を通っている。発振の問題がなければこちらのほうが奥行きを短くでき、W170mmで高さ50mmのシャーシが使える。
7C5 CSPPアンプは12A6GTY CSPPアンプとアンプ部の回路はほぼ同じであり、電源回路が異なっている。だから電源回路を何とかすれば12A6GTY CSPPアンプのレイアウトを採用できると考えた。
7C5 CSPPアンプのレイアウト案。電源トランス横に+Bの電源回路、ブロック電解コンデンサの横に+B1の電源回路、初段管の間に-Cと6.2Vの電源回路を配置した。OPT下には出力回路のカソードCRが入る。
もっと細部を詰める必要があるが、とりあえずこんな感じでやってみようと思う。