姉妹ブログでノイズの出るフタバのUZ-42を修理できたのに味を占めて、東芝のUZ-42も修理してみることにした。以前足のハンダを取り除いて再ハンダしているのだが、管面をコツコツとペンで叩いたりするとノイズが出るし、いきなり音が出なくなってしまう。
足のハンダをSPPONで取り除き、鍋にUZ-42の袴が隠れるくらいの水を入れて沸かし、立てて数分放置。引き上げて袴を捻ったら外れた。
引き出し線の先をハンダメッキし組み付ける。接着にはセメダインスーパーXを使った。最高温度が120℃となっているが、UZ-42は微妙なところ。
足を再ハンダしたが引き出し線が短いらしく、うまく接続できないようで失敗。接着剤をフラックスリムーバーで丹念に取り除いた(だってそこにあったから)。
そこで撚り線をほぐして引き出し線にハンダし、また足をハンダ付けした。結果からいえばこれは失敗であった。ハンダの融点が高いものを使えば良いのかもしれない。継ぎ足した線が引き出し線から完全に離れなければ動いてしまっても良いので妥協した。
修理が完了した東芝のUZ-42。
今回修理した東芝のUZ-42(左)と先日修理したフタバのUZ-42(右)で試聴中。東芝のはやはりペンで叩くとノイズが出る場合があり、おそらく管内の電極の外れかかりかもしれない。正常に聴けるけど、いずれまた故障が起きるに違いない。大丈夫そうなのになあ。