EL32パラシングルアンプの+B電源部を外す。平ラグ2枚とチョークが抜けたのでガランとしている。
+B電源部の平ラグを組み立てた。FETはACインレットの固定ネジに共締めすることにした。
平ラグを取り付けて配線を接続すれば完了。後述するが、発振防止のためSP端子にゾベルCRを取り付けた。
電源部を中心に配線チェック後、真空管を挿して電源投入、各部の電圧を測定する。特に問題なし。
とりあえず特性を測定。残留ノイズはLch 0.4mVでヒーターバイアスをかけても変わらなかった。残留ノイズを減らすには6SN7GTを選別することになってしまう。DFをON/OFF法で測定しようとしたらOFFで発振したのでSP端子にゾベルCRを取り付けたらOKになった。
簡易的にクロストーク特性を測定したら20Hz〜20kHzでは-67dB以下となり、改善がみられた。改造前では-57dB以下だった。
次回は詳細な特性を測定する予定。