EL32パラシングルアンプは初段のカソードバイパスコンデンサをニチコンMUSE(コガネムシ色)から東信工業の低ESR、1000uF10Vに交換。シャーシの奥まったところにありコテが入らず苦労した。当初は変わらない感じだったが鳴らしていると良くなった。
次にNFB抵抗へ330pFの位相補正容量を追加。まだ数10kHzにわずかにピークが見られるが、これで良しとした。音色が変わった感じは無し。
最後に出力段カソードバイパスコンデンサを東進工業の低ESR、470uF50Vに交換。音を出した瞬間に音量が上がったように感じ、優雅に歌うようになった。
交換する電解コンデンサ。
改造中のシャーシ内部。まだニチコンMUSEが残っているが、470μF100Vの電解コンデンサは種類が少ないし値段が高いので、交換しないでおいた。私感では、ニチコンMUSE(コガネムシ色)の音色は穏やかでクラシック向きに思える。
+B電源部の平ラグパターンを作成。 今後はシャーシから+B電源部を外し、FETリプルフィルタの+B電源部を組み込む予定。