友人より入手したブロック電解コンデンサ、47μF+47μF350Vが使えるかどうか実験してみた。容量をLCR-T4で測定したところ、56μF~60μFであった。
ELNAのブロック電解コンデンサ3個に比較対象としてJJの50μF+50μF500V。
実験回路図を上記に示す。昇圧DCDCを使い、電圧は200Vに設定。コンデンサに直列抵抗10kΩを入れて両端の電圧を測定する。印加電圧や直列抵抗の値はテキトウ。
実験中。電源を入れて放置、電圧がだんだん下がって5分後くらいには2.2Vとなった。電流は0.22mA流れている。
比較対象のJJ。電流は0.057mA(57μA)流れている。やはり少ない。
3個測定して電流はそれぞれ0.22mA、0.20mA、0.23mAとなった。その後300Vを印加してそれぞれが0.5mAを切ったので使えると思われる。定格電圧をかけて漏れ電流が1mAを切れば使えるとの判断で良いようだ。
回路設計では通常電解コンデンサの漏れ電流は無いものとするが、漏れ電流が回路に与える影響を考えた上で使うかどうか判断するのが妥当だろう。