先日作成した4P1Lシングルアンプ2号機のレイアウト図から、穴開け図を作成した。
裏蓋の穴開け図もさくっと作成。加工するのは放熱穴12個とゴム足の固定穴。
穴開け図を印刷してカットし、シャーシに貼り付け、定規とカッターでケガキ線を入れる。十字の中央をオートポンチでマーキング。
穴開けは電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を開け、コッピングソーの刃を差し込んで1周切り抜く。騒音が出るが短時間なので我慢。その後平ヤスリで端面を整えた。
次はACインレットの角穴を開ける。丸穴を4個開け、ハンドニブラーで齧り、ヤスリで角R仕上げとした。
ロッカースイッチは丸穴を2個開け、半丸ヤスリで広げた。ノギスで測りながら13mm×19.2mmの角穴とした。
真空管ソケット穴はサークルカッターで開けた。板厚が1mmだからすぐ開いた。
こんな感じになった。
反対側から見たところ。これで大穴や角穴はおしまい。
後は小さな丸穴のみ。真空管ソケット周辺の放熱穴は、ドリルスタンドのレバーが下がりきった時に6mm径となるように開けた。今回はオートポンチのマーキングのズレが多く、径3.2mmで開けた後に丸ヤスリで修正が必要だった。小穴は径3.5mmとした。
バリ取りが終わったシャーシ。
反対側から見たところ。
穴開けが終わった裏蓋。放熱穴はステップドリルで開けたが、切削屑がたくさん出るのが嫌。
これでシャーシ加工が終わった。今後は仮組みをしてパーツの干渉などを確認する予定。果たして大丈夫かな?