配線が完了した8B8 CSPPアンプの配線チェックをする。電圧増幅3極管ユニットと電力増幅5極管ユニットが入れ子になっているので念入りに確認した。
大丈夫そうなので真空管を挿して電源オン、+B電圧とカソード電圧を監視する。設計値とあまり違わないことを確認したら、取り急ぎ各部の電圧を確認する。大丈夫のようだ。
SP端子にDMMをACレンジにして接続、RCA端子に指を触れて電圧が上昇するのを確認。今回も動作一発OKだ。発振はしていないもよう。
各部の電圧を測定して回路図に記入した。電源トランスの電圧が低めなので、アンプ部も少しだけ低めになった。
簡単に特性を測定。実験機とほぼ同特性になった。残留ノイズは時間変動があるのでまあこんなもんといったところ。ヒーターのアースを5ピンから4ピンに変更してみたがあまり違わず。GNDから浮かせると残留ノイズは0.4mV~0.6mVになった。
Analog Discoveryで測定したLchの周波数特性。
同じくRchの周波数特性。何でRchのほうがゲインが低いの?
次回はNFBをかけてみるのと詳細な特性測定を予定。