長島さんのコメントより
> 私見ですがフィラメントはプラス側を接地したほうが音がクリアーな気がします。
シャーシ内部の画像を見ていてフト、配線2本を変更すれば実験できるんじゃね?ということに気がついた。画像の赤線で示した部分がそう。回路図では、カソード抵抗430Ωも変更するのでバイアス調整が必要となって面倒だと思っていたのだ。それに、切り替えで時間をおいたら元の音を忘れてしまう。
回路図を上記に示す。AC的には信号電流はコンデンサを通るので、これでOKなはず。どうせならスイッチSW1で切り替えて試聴できるようにしたい。トグルスイッチを使えば切り替え時にF1とF2がショートすることはない。また、切り替え時にC17とC2の電圧配分が6.3Vだけ変わるけど、これが何か悪影響を及ぼすことはあるまい。もし問題になるなら電源オフして切り替えれば済むこと。シャーシから配線を6本引き出して、スイッチをつけるのが簡単で良さそう。
だから慌てて完成させる必要は無かったんだよ!
動作中にスイッチを切り替えても大丈夫なことがわかった。切り替えてしばらく試聴し、また切り替えて試聴する。これを繰り返す。
結果は私の駄耳では違いがわからなかった。何度切り替えても違いを見いだせない。私より耳の良い!?妻に感想を言ってもらってもよいが、それによって自分にバイアスがかかってしまってはよくない。要はどっちでもいいんじゃね?
本来ならカソード抵抗も切り替えればよいのだろうが、そうなるとバイアスの違いにより動作点が変わってくるし、プレート電流も変化するので、それらを含めて音質の変化を聴き取っていることになってしまう。