おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

PEN45シングルアンプ・組立

PEN45シングルアンプの組み立てを始めた。仮組みで確認しているから順調に外装パーツが付いた。

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1個だけ塗装していないネジがあるけど、後で塗装する。数が合わなかった。

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シャーシ内部。問題なし。

配線はAC1次側から始めた。終わったら電源オンしてネオンランプが点灯することと、電源トランスの電圧を確認。配線が動かないようにボンドで3箇所固定した。

続いてPEN45とCV1056のヒーター配線。PEN45は1.75A流れるのでAWG22の配線とした。CV1056は2本で0.4AなのでAWG24の配線を使用。交流配線は撚ることにしているけど、なかなか収まりが悪くて困る。

 

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真空管を挿して点灯式。上から覗かないと点灯しているようすが見えない。ヒーター電圧はAC100V換算でPEN45が3.92V(-2%)、CV1056が6.37V(+1%)だった。

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シャーシ内部。

 

次は+B電源の平ラグに配線する。+B~GND間に4.2kΩのダミーロードをつなぎ、+B電源のテスト。AC100V換算で+Bは264Vとなり、設計の266Vにほぼ等しくなったのでOKとする。

 

OPTからのグルグル巻きの配線が邪魔なので先に処理する。SP端子からはNFB配線とGNDを撚ってつなぐ。

 

立ラグを使った手配線なので、配線を先に行いCRの取付けは後にする。PEN45とCV1056のソケットへ配線をする。GND配線が全て集まったところでシャーシGNDへ接続。

 

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これであと入力のシールド線4本とCRの取付けだけになったと思う。取り付けるCRは全部で24個、NFB抵抗の2本はアンプの動作確認後にする。

 

ところで、サイドパネルの発注をうっかり後回しにしていたらお店がお盆休みに入ってしまった。入手は8月の4週前後(8/23~)と予想される。それまでは完成できないがまあ仕方ない。依頼者様すみません。

 

アンプとは関係ないけど、送り仮名について。

組み立てる(動詞)
組立て・組立(名詞)

取り付ける(動詞)
取付け・取付(名詞)

拙ブログ内でもごっちゃにしているところがあって、いまいち統一されていない。組立や取付は慣用化した名詞となっているらしい。

 

RCA端子~入力ボリュームまでのシールド線を作成。長さを合わせるのに手間取って2本で1時間半もかかってしまった。続いて24個のCRを取り付けていく。枝ぶり良くするので時間がかかる。

 

最後にCV1056のグリッドキャップを取り付ける。シールド線で配線するのでキャップの小穴に通らない。配線を予めハンダ付けしておき、端子をキャップに押し込む。

 

ボリュームからシールド線でグリッドキャップまでを直結する。熱収縮チューブを通しておき、テープで仮固定。

 

グリッドキャップから出ている配線とシールド線をハンダ付けし、熱収縮チューブをピュッと縮めたら出来上がり。こんなふうになった。

 

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CRの取付けが終わったシャーシ内部。OPTの下がガラ空きだが、これで良い。信号ショートループのコンデンサ100μF400Vは配線にインシュロックタイで縛りつけた。

 

この後は配線チェック後に動作確認に移る。