どうも夏バテらしい。体がだるくてやる気が出ない。こんな時は簡単な作業にしよう。かねてより考えていた0-V-2ラジオのスピーカー交換である。
この0-V-2ラジオにはフェライト磁石のスピーカーが使ってあって、どうも真空管の古風な雰囲気に合わないと思っていた。思ったまま14年も経ってしまった。そこで秋月電子通商から購入した1個330円の10cmスピーカーに交換しようと思う。
買ってきた10cmスピーカー。アルニコかどうかはわからない。
手持ちの並3球ラジオにもフェライト磁石のスピーカーが使ってあるのだが、サイズが9cmと小さいため穴を開け直さないと交換できない。0-V-2ラジオは幸い同じ口径なので交換できそう。取付穴の位置も同じだった。
スピーカーを固定する奥のネジが届かない。逆作用ピンセットも入らない。ではドライバーの先に両面テープを貼って、ナットをくっつけたら届くのではないか。
結果はOK、無事4箇所固定できた。
鳴らしてみるが、スピーカーのコーン紙がどこかに触っているような音は出なかった。簡単に交換できると思ったが、思いのほか難しかった。
久しぶりにラジオを聴いてみるが、このラジオの選択度の悪さといったら酷いレベルだね。AVCのようなものは無いので電波の強いニッポン放送は強力に、ブロードに受信できる。音楽がかかると酷く歪んでいる。しかし人の声の明瞭度は高い。PCの近くに置いてもノイズは入らない。東京だし電波が強力なせいかな。