まずシャーシの加工から始めた。穴開け図を印刷してカット、シャーシに貼り付けて定規とカッターでケガキ線を入れる。十字の中央にオートポンチで案内穴をつける。新調したオートポンチなので調子が良い。
電源トランスの角穴を開けているところ。コッピングソーで1周くり抜いた。1mm厚のアルミだから刃の進みが早い。多少ベコベコするけど。
ロッカースイッチとACインレットの穴は、丸穴を数個開けてヤスリで必要な寸法まで削った。
大きな丸穴はサークルカッターで開けた。真空管ソケットと電解コンデンサの穴。
後は小さな丸穴だけだから、ひたすら開けていった。最初に1.5mmのドリル刃で開け、2.5mmで広げ、穴位置がずれていたら丸ヤスリで修正、3.2mmで開けた後は4.5mm、それ以上はステップドリルで開けた。
穴開けの終わったシャーシ。
後面から見たところ。
裏蓋はシャーシと同様に穴開け図を貼り付けてケガキ線を入れ、オートポンチで案内穴、後はドリルで開けた。
バリ取りをして掃除、片付けをしておしまい。
穴開けは騒音が出るけれど、ひたすら作業していくだけだ。あまり加工頻度を多くすると苦情が来ないか心配になる。