これは備忘録なので、いつもと同じルーチンワークみたいな記事だ。
レイアウト図から穴開け図を作成。
穴開け図を印刷してカット、シャーシに貼り付けて定規とカッターでケガキ線を入れる。オートポンチで十字の中央にマーキングする。
シャーシ加工は電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を開け、コッピングソーで1周くり抜く。裏には騒音低減用に消しゴムをガムテープで貼り付けた。
いつもは前後面の穴開けをするが、真空管のソケット穴とブロック電解コンデンサの穴をサークルカッター(終売)で開けた。穴開けの寸法は自由にとれる。
前後面の穴開けが終わった。ロッカースイッチはノギスで測って13mm×19.2mmで開けた。
ACインレットの角穴は角R仕様。
後は上面の小さな丸穴だけなので、ひたすら50個の穴を開けていった。真空管の放熱穴はドリルスタンドのレバーが下がりきった時に7mm径となるようにした。
バリ取りが終わり、シャーシの穴開けが完了。
後面から見たところ。
続いて裏蓋の穴開けをする。穴開け図を印刷してカット、同様にケガキ線を入れて十字の中央にマーキングする。シャーシとの固定穴(8箇所)は曲尺で測って正確に位置を決めた。
無事に固定穴が開いた。これが地味に難しい。ネジ止めできることを確認。
放熱穴を18個、ステップドリルでボコボコ開けていった。
これでシャーシと裏蓋の加工は終了。気合を入れて1日半でやった。半端ない疲れが出ると予想したが、案外いつもと同じ程度の疲れだった。
外装パーツを取り付けて仮組みし、穴の修正やパーツの干渉・接近の状態を見る。シャーシ内部は大丈夫そう。
ついでに真空管を挿して「観球アンプ」。ブロック電解コンデンサの背が低いので、もう少し出すつもり。真空管に書いてある文字は正面に来ないけど良しとする。
電源トランスに養生テープを貼らなかったら傷がついてしまった。上部カバーのみマットブラックで再塗装するつもり。
まあ大丈夫そうだ。日曜日までに塗装を終わらせなければならない。