未知の出力トランス(OPT)の位相を確認する方法。
電池(006Pまたは1.5V乾電池)とアナログテスタを用意する。トランスの1次・2次はテスターで抵抗を測定してみるとわかる。図のように結線してテスタはDCVレンジにする。
スイッチを入れた時に針がプラス方向に振れ、切った時マイナス方向に振れたら正相。スイッチを入れた時に針がマイナス方向に振れ、切った時プラス方向に振れたら逆相。
出力トランスには2段増幅用の正相と3段増幅用の逆相がある。プッシュプルトランスの位相確認用にも使える。
また、少量の負帰還をかけてみて、利得が減少するかで合っているかどうかを確認できる。
なお、直流を加えることができないトランス(例えばMCトランスなど)では、上記の確認方法は避けること。