おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

R120シングルアンプ・レイアウト設計

R120シングルアンプは、手巻きOPTの周波数特性に懸念があるため、試作機を製作して聴いて頂くことになった。

OPTが大きいため、予定していた幅350mmのシャーシでは収まらず、幅400mmでレイアウト設計を行う。シャーシは株式会社奥澤のO-5、W400mm×D200mm×H60mmでt1.2mmのアルミを使用する。通販で購入したら配達が3日遅れてなかなか入手できなかった。

とりあえず作成したレイアウト図にパーツを乗せて確認する。真空管の間隔は一番狭いところで10mmとした。右端のR120が端に寄りすぎ、AZ50とR120に余裕があるのでずらす。その他、細かい修正。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/onnyo01/20231205/20231205224859_original.gif

試作機のレイアウトはこんなふうになった。電源トランスとOPTを離し、空いたスペースにブロック電解コンデンサを2個配置した。これでも電源トランスからの漏洩磁束の影響をLchのOPTが受けるだろう。2個のOPTの間が空いているのは、低域のクロストークを減らしたいため。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/onnyo01/20231205/20231205224853_original.gif

大丈夫そうなので穴開け図を作成。真空管ソケット穴やブロック電解コンデンサの穴の径がそれぞれ違うので、開けるサイズを書いておいた。

真空管のプレートがシャーシから遠いため、放熱穴を開けても効果は期待できないので開けない。シャーシ内に発熱するパーツが殆ど無いから大丈夫だろう。

古典的な佇まいにしたいので電源スイッチはロッカースイッチではなくトグルスイッチとし、ネオン管のパイロットランプを右に取り付ける予定。

穴開けは奥行きが200mmだからドリルスタンドの腕がつかえることはないと思うけど、本番機は230mmとなるので、中央付近の穴は手持ちドリルで開ける必要がある。