R120シングルアンプ試作機の配線を始めた。まずAC1次配線(白)からスタート。
私はAC配線を撚っているので時間がかかる。それには縄を綯う要領でよじりながら巻いている。ハンドドリルでやってみたことがあったのだが、撚りはきれいにできるが配線が密着しない。
AC1次配線が終わったら電源をオンし、ネオンランプが点灯すること、電源トランスの電圧をチェックする。
配線はズレないように2箇所をボンドで固定した。
次はヒーター(フィラメント)配線だ。同様に撚って、端子を回路図と一致させている。本来はACなんだから位相が反転するしどっちにつないでも良い。
配線を撚るとシャーシから浮き上がってどうにも収まりが悪い。最終的にはインシュロックタイで束線するが、それまではマスキングテープで仮固定しておく。特に大きなシャーシでは配線も長くなるし、束線しないとシャーシを裏返しにするたびに垂れ下がってくる。
ヒーター配線が終わったシャーシ内部。まだまだ配線は始まったばかり。とてもじゃないが1日で配線を終わらせるなんてできないよ。
真空管を挿して点灯式。上から覗き込まないと点灯している様子が見えない。ヒーター(フィラメント)電圧は、AZ50が4.2V、R120が6.3V、C3eが18.2Vだった。