12B4Aシングルアンプの実体図もどきを作成した。これで使用する立ラグの個数が決まる。1L2Pが4個、1L4Pが4個だ。
もどきというのは描かれていない配線があるからで、回路図と照合しながら接続する必要がある。CRパーツも記号で描かれており、実物がわからない人はキットに頼ったほうが良い。
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+B電源部は8Pの平ラグに組む。FETの2SK3234は平ラグの固定スペーサーに共締めする。小型の電解コンデンサ100μF250Vは直径16mm・高さ20mmで日本ケミコンのKXJを使用する。
12B4Aのヒーター端子は4~5ピン間が12.6V、あるいは4ピンと5ピンをつないで3ピン間に6.3Vをかける。変則的なので間違わないようにする。バラック実験で4ピン5ピン間に6.3Vをかけたらヒーターが暗く灯ったので、おかしいなと思いつつ原因がしばらくわからなかった。
OPTから12B4Aのプレートへ行く配線は、Lchが長くなるがレイアウト上仕方ない。Rchの6AN8Aに近づかないように配線する。これはクロストーク対策。6AN8Aからの0.33μF400Vと150kΩは、左右チャンネルでミラー配置とした。紛らわしいので注意する必要がある。
現状の回路図。入手するパーツの都合でディメンジョンが変わる可能性がある。
今後はシャーシ加工の予定だが、R120シングルアンプ本番機の製作を優先するつもり。