R120シングルアンプ本番機の組み立てを始めた。まず外装パーツを軽いものから取り付けていく。取り付け終わったらトランスをビス止めする。OPT2個、チョークコイルの順に取り付けた。次はブロック電解コンデンサ。2個目がビスまで指が届かず苦労したが、なんとか取り付けた。最後に電源トランスを取り付けた。
外装パーツを取り付け終わったところ。どうやら塗装に傷を付けずにできたようだ。シャーシのフロント部には厚紙をカットして貼り付けてある。
反対側から見たところ。
翌日、AC1次配線(白)からスタート。ここで電源投入し、ネオンランプが点灯すること、電源トランスの電圧を確認。
次はヒーター(フィラメント)配線だ。配線はAWG22を使ったが、容量的には問題ないが電圧降下を考慮したらAWG20のほうが良いかもしれない。C3eはパラで0.4AなのでAWG24にした。
ヒーター(フィラメント)配線が終わったところ。配線は撚っているので収まりが悪い。後でインシュロックタイで束線する。
真空管を挿して点灯式。AZ50は4.1V、R120は6.2V、C3eは19.8Vだった。問題なし。
次は+B電源回路の配線とCRの取り付けをする。+Bにそれぞれ5kΩのダミーロードを接続し、電源回路のテスト。AC100V換算での+Bは280Vだった。設計は276Vだから少し高めだが問題なし。
翌日。配線の続きをする。GNDは、シャーシアースしていたC3eのソケット固定ネジのところが塗装のために導通しない。GND母線をずらしてR120のソケットのところでシャーシアースするように変更した。その他の配線をちまちま進める。
これで入力のシールド線を除く殆どの配線が終わったかな?
次はCRを取り付けていく。試作機でリードのフォーミングが出来ていて、かつリードの予備ハンダが出来ているので、取り付けてハンダ付けするだけだから早い。最後に入力のシールド線を作成して取り付ける。
全部の配線とCRの取り付けが終わったシャーシ内部。とぐろを巻いていたOPTの配線を短くしたのでOPT下がガランとしている。動いてしまう配線はボンドで数カ所固定した。シャーシに比べてCRが小さく見えるが、これで全部。NFB抵抗は動作確認後に取り付ける。
この後は配線チェック後に動作確認をする予定。