おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

12B4Aシングルアンプ・シャーシと裏蓋の加工~仮組み

またいつものごとく金太郎飴的な記事になってしまうが備忘録なのでご了承を。12B4Aシングルアンプのシャーシ加工を始めた。

シャーシは株式会社奥澤のO-27、W250mm×D150mm×H40mmでt1.0mmのアルミ。穴開け図を印刷してカット、シャーシに貼り付けて定規とカッターでケガキ線を入れる。十字の中央をオートポンチでマーキングする。

シャーシ加工は電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を2つ開け、コッピングソーの刃を通して一周カットする。厚さ1mmなので刃の進みが早い。終わったら平ヤスリで端面を整えた。

次はACインレットの加工。丸穴を6個開けて穴をつなぎ、ヤスリで角Rにした。丸ヤスリで4隅を加工しておくと早い。

ロッカースイッチは丸穴を2個開け、ヤスリで長方形にした。13mm×19.2mmの予定が19.5mmになってしまった。スイッチを嵌めてみるとすこしガタガタする。塗装してもガタガタするようならボンドで固定しようと思う。

 

角穴が全部開いた。

 

サークルカッターで真空管のソケット穴を開けているところ。下穴は4mmなので簡単。サークルカッターはグリスアップすることを忘れずに。

他の穴開けをする前に裏蓋の加工を始めた。裏蓋は横山テクノにお願いしてW248mm×D146mmにカットしたものを購入した。なお厚みは1.0mm。

シャーシと裏蓋の固定穴8個を開けた。曲尺でできるだけ正確に測って開けたせいか、一発で開けられヤスリでの修正は不要だった。ドリル刃は1.5mm→2.5mm→3.2mmの順に穴を開けて広げた。

 

後は小さな丸穴だけなので、ドリルでボコボコ開けていった。全部の穴が開いたシャーシ。

反対側から見たところ。

裏蓋は放熱穴をステップドリルで開けた。

バリ取りをして掃除をしたら終了。

仮組みをしてパーツの干渉などがないか確認する。

 

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順調にパーツが付いたシャーシ内部。

 

平ラグのスペーサーを固定するネジとバナナ端子が接近しているので超低頭ネジにした。

 

真空管を挿していつもの「観球アンプ」。OPTが小型なのと、真空管を離して並べているせいでゆったり配置になっている。

 

まあ、大丈夫じゃね? 今後はシャーシと裏蓋の塗装をする予定。