おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

12B4Aシングルアンプ・シャーシと裏蓋の塗装

まったくもっていつもの金太郎飴的な記事だが、備忘録として残しておこうと思う。12B4Aシングルアンプの仮組みを解体し、シャーシと裏蓋の保護ビニールを剥がす。リューターに付けたペーパーコーンで溶接跡やバリを削る。

浴室で水をかけながら#400のペーパーで縦横斜めに傷を付ける。これは塗装の密着度を高めるためだが効果は定かでない。腕が疲れるので裏蓋はいいかげんになった。ガスレンジで乾かした後、カットしたカレンダー紙を塗装しないところに貼り付け、マスキングテープで止めたら塗装準備完了。

今回塗装に使うスプレー。左から下地にプラサフ、中央は本塗装にシルバーメタリック1F7、上地にクリアA-4。今回は無難にシルバーにしてみた。このほうが磨き傷が目立たないと思う。

スプレーは使う前に40℃くらいで湯煎する。スプレーを浸すと30℃くらいになる。

塗装はプラサフを2回、しばらく自然乾燥させた後、赤外線ストーブで1時間くらい乾かす。

塗装は外の駐車スペースで行うが、北風が強くてホコリが舞うので下地のみで断念した。時間はあるがどうしようもない。

翌日。予想どおり風が弱いが曇りの天気で寒い。本塗装のシルバーメタリックを2回塗った。シャーシやスプレーを温めて塗装している。15分くらい自然乾燥した後に1時間程度高温乾燥させる。これをひたすら繰り返す。本塗装の2回目で少々ホコリが付いたが、ペーパーをかけると下地が露出してしまうので妥協する。

後は上地のクリアを3回塗装した。3回というのは磨きをかけると角の下地が露出してしまうためで、要は磨きのやり方に問題がある。

 

でもコンパウンドシートを使うようになってからは上地を厚く塗る必要がなくなった。

最後にカレンダー紙を剥がして1時間、高温乾燥をやって終了とした。

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カーテンレールに吊るしてしばらく乾燥させる。