おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

K.Yairi RF-65 Customのブリッジピン交換

K.Yairi RF-65 Customのブリッジピンを交換してみた。最初からついていたのはたぶんプラスチック製のもの。

交換するブリッジピンには根元の径がTraditionalタイプ(太い)、Presentationタイプ(細い)の2種類があり、ブリッジピンを抜いて径を確認する必要がある。測ってみたら約5.1mmだったのでTraditionalタイプのを購入した。

これはGRAPHTECHのPP-2182-00で、Paua貝が埋め込まれている。ブリッジピンの材質はTUSQ(人工象牙)。根元径は約5.14mm、首より下の長さは約25mmとなっている。

太くて刺さらないので削る必要がある。最初は#240のペーパーでやってみたが全然削れるようすがない。次は爪ヤスリでやってみたがやはり同様だった。結局金工用の棒ヤスリでピンを回しながら削った。

これは作業途中で左から2番目が加工前、3番目が元々使われていたもの。削っては挿して刺さり具合を確認する。ピンがブリッジの穴に当たっているところが光ってわかるので、そこを重点的に削る。1本の加工に15分~20分位かかった。

全部のピンの加工が終わったところ。まだ高さが不揃いだがこれで勘弁。削っていたら指先が痛くなってしまった。弦を張ったり緩めたりするので、交換前の弦でやると良い。

交換が終わって試し弾きしてみると、キラキラ感があって弦を新しいものに交換したよう。音量が上がったように感じる。ただし私は駄耳だし、単に気分的にそう感じるのかもしれない。交換したほうが音が良くなってくれなくては困る。というか、自分の好みの音色になってほしいから。

果たして購入価格ぶんの効果があるかは疑わしいが、元に戻すのは簡単だから大丈夫。