配線の終わったVT-25シングルアンプの配線チェックを行う。誤配線や配線忘れ、ショート・オープンは無いようなので、真空管を挿して電源オン、カソード電圧を27Vに調整。各部の電圧に設計と大きな違いがないことを確認。
SP端子にDMMをACレンジにして接続、RCA端子に指を触れて電圧が上昇するのを確認。今回も動作一発OKだ。
AC100Vが実測101V~102Vあるのに+Bが設計の392Vに対し実測382V程度で10V程度低い。+Bの整流後の電圧は設計425Vに対し415Vとやはり10V程度低いので、R12を75kΩから51kΩに変更した。
各部の電圧を測定。+BはAC100V基準で390VとなったのでOKとした。
Analog Discoveryによる周波数特性。かまぼこだが2個のOPTの特性がよく揃っている。
簡単に特性を測定。利得は21.1倍~21.6倍、ダンピングファクタは1.4~1.5で、NFB前提のため低くても問題ない。残留ノイズは測定するたびに変化するが、0.14mV~0.18mVだった。
特性を調べた限りにおいては特に問題なし。NFBをかけて詳細な特性を測定する予定。