とある方から真空管アンプの製作依頼があった。それは4P1Lを使ったシングルアンプだ。
4P1Lはロクタルの直熱5極出力管で、自分好みの音がするので好んで使っている。
同時に支給されたのがC3o。C3gは有名だがC3oって?これもロクタル管の電圧増幅5極管。
さらに支給されたEF42。リムロック管でソケットが特殊。
電圧増幅管は知識に乏しいのでプレート電流に何mA流せばいいのかわからないし、ましてどっちが「良い音」がするなんて皆目見当がつかない。バラックでテストしてみてCRのパラメータフィッティング、試作機を組んで聴く以外あるまい。
さらにOPTはTANGOのU-608が支給された。これって未開封だし、かなりの価格じゃね?
回路はこんなふうに考えている。CRのパラメータはまだ未検討。
電圧増幅は5極管の標準接続、電力増幅は4P1Lの3結とする。3結に近いUL接続でもいいかもしれない。3結だとせいぜい出力は1.5Wくらいなので、ULのほうが増えると思う。
電圧増幅を3結、電力増幅を5結にしてNFBを多めにかける方法もあるが、4P1Lの5結って半導体アンプに近い音色になると思っているので避けたい。実際試してみないとわからないけどね。