おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

3A5パラシングルアンプ・電球色LEDでトリタンMT管

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以前オレンジLEDでMT管ソケットの下から照らす実験をしたことがある。 今回は電球色LEDで照らす実験をしてみよう。果たしてトリタン真空管のように光ってくれるだろうか。

 

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電球色LEDは秋月電子通商OSM54K3131Aを購入。2014年7月現在で10個200円。

 

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回路図を上記に示す。電源には6VのスイッチングACアダプタを使用した。LEDに電流を流しすぎると音もなく逝ってしまうので、電流制限用の抵抗82Ωを直列に入れてある。

 

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2mAからスタート。LEDは足の長いほうがプラスで短い方がマイナス。電池と同じと覚えればOK。足を短く切ってしまったらわからなくなるけど。LED本体から漏れる光を防ぐために紙でカバーがしてある。まだ光っている感じが無い。

 

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4mA。

 

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6mA。光っているようすがわかるようになった。

 

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8mA。

 

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10mA。これくらいの電流が良さそうな感じ。

 

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12mA。

 

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14mA。

 

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17mA。VRの調節が微妙になって電流が適当になってきた。

 

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21mA。このへんが一番使用される電流値なのだろう。

 

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26mA。紙のカバー下からもかなり光が漏れている。

 

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32mA。最大定格をすこしオーバーしちゃったけど、まばゆく光っている。

 

Vfは10mA時に2.88V、20mA時に3.10Vだった。一般的なLEDのVfに比べてかなり高い。これくらいというのを頭に入れておけば、電源電圧に対して直列に入れる抵抗の値を求めることができるはず。

 

3A5の場合は真空管自体の温度があまり上がらないので、ソケット下から照らすにしてもかなり電流を流せると思う。目立たせるなら20mA、パイロットランプ的なら10mAといったところだろうか。

 

電球色LEDとは言うけれど、すこし青白い感じがしないでもない。トリタンの雰囲気を出すにはLEDよりも麦球で照らしたほうが似合っているかもしれない。