SV811-10AシングルアンプはKA-5070Sを5KΩ:8Ωで使用している。そこで5KΩでのインダクタンスやインピーダンス特性を先日完成したシングルOPT測定治具を使って測定してみた。7KΩでの測定データはこちら。
測定のようす。SV811-10Aのプレート電流に倣い、DC重畳電流を60mAとした。
まずはじめにインダクタンスから。50Hzでのインダクタンスは18.9H。ちなみに7KΩでのインダクタンスは28.4H(DC重畳50mA)。
2次側オープンでのインピーダンス特性。
KA-5070Sの2次側8Ωに負荷8Ωを接続した時のインピーダンス特性。平坦部でのインピーダンスは5.1KΩとなった。
5KΩと7KΩの比較のためgifアニメを作ってみた。低域のインピーダンス低下は、7KΩの場合で相似形となっている。