おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

S-VHSオーディオのPC取り込み

2階リビングの片付けでS-VHSビデオデッキとテープの入ったラックが発掘された。テープはもう見ないので廃棄することにし、USENフォルクローレH-18チャンネルの音楽を流し撮りしたテープ5本があるのでPCに取り込もうと思う。

 

ビデオデッキはPanasonicのNV-SB900で、試しにテープを入れてみるとしばらくして吐き出されてしまう。それでも何回かやってみたらローディングできた。テレビには接続していないので音声のみだが機能的には大丈夫そう。

 

USENは私が20年前以上に個人で契約していたもので、ケーブルを引き込んで専用チューナーを使い月額6,000円くらいだったと思う。チャンネル数は200くらいあって、そのうちの1つがフォルクローレH-18チャンネルだった。

 

毎日違う内容で2時間くらいで1周するようだったがいまだにどのようになっていたのかわからない。ただ数年間ずっと飽きずにそのチャンネルだけを聴くことができた。

 

USENをやめたのもH-18チャンネルが無くなるとわかったからだった。無くなる1週間前に1本6時間の流し撮りを5日間続けた。曲にダブりがあると思うけど気にしなかった。

 

PCへの取り込みにはONKYOのSE-U33GXを使う。ところがいくら設定を見直しても音声出力されない。ドライバを削除して更新してみたがやっぱりダメ。フト本体を見るとRECとPLAYの切り替えスイッチがあった。RECになっていたのでPLAYにしたら音が出た(汗)。すっかり忘れていた。

 

録音編集ソフトはAudacityを使った。録音フォーマットは16bit44.1KHz、ソースはもともとモノラルだしそれなりの音質で録音できればいい。

 

6時間分をいっぺんに取り込むと編集が大変なので3時間×2とした。取り込んだ後にMP3で書き出し、10分かかって3時間分が約170MBだった。案外少ないんだね。

 

画像

モニター用には入力ボリュームがついた6SN7差動アンプを使った。

 

1日1本で5日かければPCへの取り込みが完了する。ビデオデッキが正常に稼働してくれればのことだけど。動いてくれ〜。

 

フォルクローレって何?という人のために書いておくと、ここでは南米民族音楽のことを指している。folkloreがスペイン語化したもので、日本では一般的に使われているものの音楽人口が非常に少なくあまり知られていない。