特性を測定する前に、回路の電圧を再測定。NFB抵抗を接続することで、初段の電圧が微妙に変わるので。
諸特性。NFB量は1.3~1.4dB。ほんのすこしだけかかっている。特性の変化は少ない。1kHzでの出力は0.7W~0.9Wだった。
周波数特性を再掲。
クロストーク特性。初段6BQ7Aのユニットを1本で左右を共用しているわりには高域での悪化が少ない。20Hz~20kHzでは-64dB以下だった。
Lchの歪率特性。110Hzが悪めなのはOPTのインダクタンスが少ないため。
Rchの歪率特性。Lchと同様。
ちなみに2号機の特性はこちら。1kHzでの出力が2.6W~2.7WあるのはCV4055に30mA流しているためで、そのせいか200kHzあたりに小ピークがある。裸利得が多いので、NFBも10.7dBかけている。