2台のCV4055シングルアンプで聴き比べをしてみた。片方をずっと鳴らして印象をつかんだ後、交代してまたしばらく聴いてみるのを繰り返す。
最新作のCV4055シングルアンプ3号機。
3号機の回路。CV4055にKNFがかかっているのと、P-K NFBとなっている。
CV4055シングルアンプ2号機(1号機は解体)。
2号機の回路。CV4055のカソードが定電流回路となっており、カソードから+Bへバイパスコンデンサが接続されている。またオーバーオールNFBとなっている。
3号機(下)は音場が奥に広く展開するような鳴り方をする。素直なサウンドはクラシック向きかもしれない。2号機(上)は低音がバンバン出てくるし、きらびやかな高域でハイファイ的な鳴り方。悪く言えばドンシャリか。
基本的な回路にそんなに違いはないのだが、鳴り方は対照的。人によって好みが分かれると思う。2号機は尖らせすぎちゃったかな?