4P1Lシングルアンプ2号機はシャーシ内が混み合うため、実際に平ラグを組み立ててみてパーツの干渉が起きないかどうか確認することにした。
作成した+B電源基板。1号機が10Pの平ラグだったのを2号機は8Pで組んだため実装密度が高くなっている。10μF400Vの電解コンデンサの極性を間違えた時は修正できるか心配だったが、とりあえず何とかなった。
リプルフィルタのFETは平ラグの固定スペーサと共締めする。
フィラメント電源基板。実はこの平ラグから作成を始めたのだが、製作の勘が鈍っていて間違えまくった。LM317のピンは左からADJ OUT INとなっている。うっかり逆に取り付けてしまった。
単体でテストして出力電圧が4.2Vであることを確認した。ただLM317の入出力電圧が2.5V程度しか確保できないので、ブリッジダイオードではなくSBDで組んだほうが良かったかもしれない。
2SK117BLはFET選別治具でId=1.5mAにおけるVgsが-0.39Vのものを2本選別。ゲートに直列抵抗1kΩを取り付けた。
アンプ部基板。2SC3790はLCR-T4でhFEが141と149のものを2本ずつ選別して取り付けた。
反対側から見たところ。
平ラグが組み上がったのでシャーシに取り付けてみた。とりあえずパーツの干渉は大丈夫みたい。
SP端子とブリッジダイオードはわずかに隙間を確保。
+B電源の電解コンデンサの頭が裏蓋に接触しそうなので、少しだけ引っ込めた。フィラメント電源のヒートシンクはぎりぎりセーフ。
今後はシャーシと裏蓋の塗装を行う予定。うまく塗装できるかな?