6N6Pプッシュプルアンプのレイアウト図を作成した。今回はオーソドックスな配置としてみた。じつはコレ、E88CCプッシュプルアンプと殆ど同じ。
アンプ部にユニバーサル基板を使うので、それでレイアウトがかなり限定される。真空管はもっと後ろにしたいのだが、ソケットのピンが基板に隠れないように配置したいため後退できない。
E88CCプッシュプルアンプでは、電源トランス前に小型のチョークコイルを置いたが、6N6Pプッシュプルアンプはチョークによる+Bの降圧が8Vにもなるため不採用となった。類似のレイアウトとしては、PCL83シングルアンプがある。
レイアウト図を印刷してパーツを並べてみた。
電源トランス前の空き地が気になるかな。リスニングポイントからは、この空き地があまり見えないので問題ないと思う。
オーソドックスな配置でなくてシンメトリーな配置なら良さそうだが、あえて変更することも無さそうだ。
電源トランスからOPTへの誘導実験。OPTのP1-P2間にミリボルトメータをつなぎ、電源トランスにAC100Vを加えてOPTへの誘導の大小を見る。
横向きにしたら誘導が多くなった。基本的には電源トランスとOPTのコア軸を直交させれば良いが、頭で考えただけでは誘導の大小がわからない。
穴開け図を作成。
裏蓋の穴開け図も作成。